製版料金についてについて
弊社では「シルクスクリーン印刷」という方法で、ボディ(Tシャツやジャンパーなど)へ、版(スクリーン版)を使ってインクを直接刷り込んでいく方法でプリントしています。
スクリーンプリントでは、同じ絵柄を大量に、効率的に同品質で印刷するために「版」を作ります。
以下の表は、オリジナルアイテム製作時にお客様にご負担いただく費用である「製版代」、「無地アイテム(Tシャツやトレーナーなど)代」、「プリント代」、送料などのうち、製版代についての単価表となります。
デザインの大きさによって、版代は以下のようになります。
| 版の大きさ | 1~15cm | 15.1~27cm | 27.1~30cm | 30.1~35cm | 35.1~40cm | 40.1cm以上 |
| 1色刷り | 9500円 | 12000円 | 13000円 | 14500円 | 17000円 | 別見積り |
| 2色刷り | 16500円 | 21500円 | 23500円 | 26500円 | 30000円 | 別見積り |
| 3色刷り | 24500円 | 32500円 | 35000円 | 39000円 | 46000円 | 別見積り |
| 4色刷り | 30000円 | 40000円 | 44000円 | 49000円 | 57500円 | 別見積り |
上記の単価には、製版フィルム料金、スクリーン張り料金、スクリーン枠のレンタル料金が含まれています。
スクリーン版の代金の意味
スクリーン版は、オリジナルプリントに必要不可欠なものですが、上記の製版代金でスクリーン版をお買い上げいただくという意味ではございません。お客様にご負担いただきます製版代金は、スクリーン版を構成する部品のうちの「お客様のデザインが焼き付けられたメッシュスクリーン部分の作成費用」です。本来なら制作後はこのメッシュスクリーン部分のみを版から取り外してお客様に納品すべきですが、それを行うとすなわちスクリーン版を壊してしまうことになり、追加制作がある場合はまた製版料金をすべてご負担いただくことになってしまいます。
ときどき製版料金のお支払いを根拠にスクリーン版自体の保有権を主張されるお客様もいらっしゃいますが、上記のように版の構成部分の一部のみの代金をご負担いただいているということになりますので、これは認識の相違です。
(スクリーン版自体の保有をご希望の方は、後述の「スクリーン版のお買い上げについて」をご覧ください。
このような認識の相違によるトラブルを防ぐには、製版料金という名目ではご負担いただかずに、必要な製版料金を制作枚数で割って、ボディ代やプリント代に合計してしまう方法をとり「製版代金無料!」とするのがわかりやすく、現にそれを謳っている業者さんもございますが、それでは追加制作の場合、版が残っているにもかかわらずまた製版料金を暗にお支払いいただいていることになってしまい、なるべくお安く制作していただく努力をおこなううえで本末転倒と考えます。
スクリーン版の保管について
スクリーン版は、弊社の保管サービスとして、プリント作業後から1年間のみ保管させていただきます。
印刷業界においては通常、刷版制作は製品作成に不可欠な工程であり、製品の制作費として計上されるものですが、版をお客様でお持ちになられても場所を取り、管理に気を使うだけですので、再印刷の前提が無い場合は一定期間の保管の後に廃棄するのが、アパレル印刷業界の通例です。
弊社では年間に1000版以上もの版を作るため、再使用があるかどうか不明なものそれぞれを長時間管理することが物理的に困難ですので、1年以内にリピート製作の無かったものは順次、廃棄しております。
スクリーン版のお買い上げについて
しかしながら、1年以上後に(弊社の保管期間が過ぎてから)追加印刷することが予め判っている場合や、お客様ご自身でスクリーン版を保管・管理したいと言う場合は、事前にお申し出いただければ、スクリーン枠(再生木枠)代金として1版につき3000円追加にて、印刷製作終了後にスクリーン版を納品させていただく(お買い上げいただく)ことも可能です(送料別途)。
(注)事前お申し込みがなく、後日に版の買取をご希望されましても、版枠に高価なアルミ枠を使用している場合もありますので、対応できません。必ずプリント制作のお申し込み前にスクリーン版の買取ご希望の旨をお知らせください。
スクリーン版とは
この写真では、枠は「木枠(再生木枠)」を使っていますが、アルミなどの金属製のものもあります。
(通常はこのような再生木枠を使用しており、印刷後に版をお買い上げいただく場合も、再生木枠を使用します)
製版の手順:
1.木枠にメッシュスクリーンをピンピンに張って接着します。
2.メッシュスクリーンに感光剤を塗ります。
3.暗室にて、版下データをフィルムに焼き付けます。
4.暗室にて、フィルムをスクリーンに貼り付け感光させ、感光剤を硬化させます。
5.すると、スクリーンに絵柄以外の部分が焼きつきます。
6.スクリーンを水洗いして、焼きついていない部分=絵柄部分の感光剤を洗い流します。
7.上記写真のように、感光剤によってメッシュがふさがれた部分と、通り抜けている部分(=絵柄)ができます。
あとは、このようにして出来上がったスクリーン版を無地ボディの上に乗せて、インクを刷り込みます。
メッシュが抜けている部分=絵柄部分のみインクが通過してボディにインクが到達、印刷ということになります。